2005年 04月 03日 ( 1 )

歳月の感じ方

こん○○は、トラノオです。

人間は老いるとその分時間の経過に疎くなるとよく言われます。定量的に評価してみると、大体10歳老いるごとに時間の流れに対して2倍鈍感になる、といったところでしょうか。いわゆる普通の状態でこの事について考えると「年をとると時間を早く感じてしまって勿体ない」と思ってしまうかもしれないのですが、果たして本当に勿体ないのかどうか考えてみました。

人生には色んな事があります。それは例えば結婚だったり出産だったり、身内の不幸だったり自分に対する試練だったりするのですが、往々にして嬉しいことよりも悲しいことの方が後々引きずりやすい傾向にあるんじゃないかと考えています。若いうちは気力もそれ相応に充実していますので、試練に対しても若さである程度カバーできるとは思うのですが、年を取っていくとそれもカバーしきれないということをよく聞きます。そういう時は時間の経過で徐々に苦痛を和らげて行くと思うのですが、そこで時間の感じ方が重要になってくるわけです。基本的に身近な者の死は若い時よりも年老いた時に多いものですから、時間の流れに対して鈍感になるとその分苦痛の和らぎ方も早いんじゃないか、と思いました。まあ私自身年老いてみないと、これが正しいかどうかよく分からない部分もあるんでアレですが、もしこの通りならば人間の心理はよくできているもんだなと思います。

余談ですが、私自身新興宗教に対して拒絶反応がありまして(もちろんそれを端に議論する時は極力抜きにしますが)、自分自身興味はあまり持っていませんし家族の者をあまり新興宗教に入信させたくありません。が、様々な試練に激突して1つの拠りどころを得るため、新興宗教に入信してしまう信者の気持ちはすごく分かるような気がします。それが良いとか悪いとかいう話ではなく、動機付けとしては十分あり得るといった具合でしょうか。宗教関連の話については、また後日にしたいと思います。
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by toranoo0812 | 2005-04-03 00:00 | 日常生活