他国は歴史教科書問題をどう見ている?Part1

他国は歴史教科書問題をどう見ている?Part1

興味深いエントリがありましたので、トラックバック&リンクをしました。週末に中国各地で行なわれている(ベトナムにまで飛び火していましたが)、中国人による反日デモが、日本のみならず世界各地でニュースになっています。私は日本人なので、このような過去の歴史における清算に対してあまり意見を言う立場ではありません。私が意見を言うならばそれは中国人個々に対してなされるべきでしょうし、プロパガンダ的な意見を言うことは立場上あまりふさわしくないように思えます。そんな中でも、私だって何かしら一連の出来事に対して思うことはかなりあるわけなのですが、じゃあ世界の人々はこのような出来事に対してどう思っているのか?というテーマのエントリを見つけて、非常に心を揺り動かされたわけです。

今回ピックアップしているのは日本の歴史教科書検定の問題ですが、ここでのOpinionは教科書検定のみならず、台湾圧制、チベット問題、更には中国の常任理事国についての意見なども目立ち、更にSensitiveな和訳については英語原文も同時に掲載しているという点から、内容はともかくその手法に対し、非常に高く評価しております。感想としましては、私が思っていることとあまり大差ないなという印象でした。確かに日本政府が公式で出した過去の謝罪は曖昧な部分が多く、ある人は12回という回数を指定していながらも、ある人は全く謝罪がなされていないという意見が出ていることからも、その点が強く伺えます。ただしかし、それを別のアプローチで見た「多分それらの新しい教科書は歴史を歪曲するものなのでしょう。しかし私は、日本の若い世代が、自らが関与していない事に関して謝罪すべきと言うのは不公平だと思います」というOpinionに強く同調します。勿論日本が過去に行なった中国に対する悪事は正当化するつもりはありませんが、その中で過去をずっと見続けて賠償だの何だのを次世代の若者に向けても、何の意味がありません。意味がないというのは「過去を正当化すること」ではなくて「過去から何も学習できない」という意味での"意味がない"です。国を代表して私が謝罪をすることはできませんが、少なくとも私は、過去の悪事に対して亡きものにしようという思いは一切ありません。

ただしこれも通例、ミクロの次元とマクロの次元では、国家体制の干渉度が相当変わってきますし、個人の思想も集団化すると2極にシフトしやすいですから(中国は恐らくリスキーシフトでは)、あくまでも個人の範囲が限界っぽいですが。このシリーズにはPart2もあるので、明日あたり取り上げたいと思います。
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by toranoo0812 | 2005-04-17 00:00 | 日常生活
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